でぶクロ兄弟と招かざる客
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あの震災の日からもうすぐ半年、
密かにセシウム137の大気降下シミュレーションが9/6付け公表されました。

まあ密かにと言っても、7日の静岡新聞に載った(しかしなぜか3/15~16日の試算地図だけが載っていた)のですから、発表する側は特にこっそりというつもりはなかったんでしょう。
日本原子力開発機構が誇るWSPEEDI(世界版緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム) を駆使した解析結果の視覚化、半年かけてやっと出たか。東北とその周辺だけの地図でない広範囲の地図は初めて見ました。
これを見れば一目瞭然、静岡に放射性セシウムが降ったから、静岡茶が汚染されたのですよ、納得!
この地図を見てしまえば、これまで地元産なら大丈夫かと選んで口にしてきた野菜への疑惑が湧き出、これから収穫される静岡米がしっかり放射性物質の数値検査をしないことには出荷するわけにはいかないことも想像つきます。辛いですなぁ。
しかし、少なくともNHKのニュースなんかでは一言も無かった。なんでだ?マスコミから見たらいまさら感なのでしょうか?それともあまりにもばっちり人口多いとこに降ってるのが目に見えるからパニックを恐れて?
このグラフ、とりあえず色分けが非常におおざっぱなので注意が必要ではありますね。
気休めに、0からの均等スケールだとこんな感じか…
島田市は御前崎(626Bq/m2)の北30kmあたりだから、ぎりぎり1000Bq/m2超えのあたりかなと。 新宿(9000Bq/m2くらい)の9分の1くらいだと思えば、この程度で済んでマシと言うべきか。
でもまあ、あとCs137と同じくらいCs134(Cs137より半減期は短い)も降ったし、初期はヨウ素もどっさり(1300Bq/m2くらい) 降り、他にもテルルとかも降って…。
本気でガイガーカウンター買いますかね、値も落ち着いてきましたし。
(1000Bq/m2の田んぼ1m2で収穫されるお米が仮に0.5kgだったとして、仮にCs137を可食部に溜めこむ係数を0.1として、50bq/1kgか。ただちに健康に影響はない…)
夏休み最終日、今シーズン初めてのハイビスカス開花。我が家のハイビーは暑いの苦手なようで、だいたい夏の終わり~春先が花の季節。
この夏のベランダ、
グリーンカーテンは遅まきながら8/3にこの2輪咲いたのを皮切りに結構楽しませてくれました(節電効果は特になし)。多い時で16輪咲いた朝もありました。
播いた覚えのないヒョウタン(2年前のが今頃芽吹いたと思われる)が立派なツルを伸ばし花もずいぶん咲かせましたが、結実はならず。この蕾なんか実に理想的なフォームなんですが、嵐にやられました、とほほ。
これは3年生の娘が育てたオクラ。8月の初めに、たった一輪咲きまして、今は実がなってます。学校で実を経過観察するそうで収穫はしちゃだめとのこと。ハイビーと同じアオイ科、大きくて豪華な花、観賞用にも十分よいですねえ。
昨日気が付いたのですが、とうとうプランターのみかんの木にアゲハの卵が2つ…
きれいな葉っぱが虫喰いになっちまうわ。
要介護イモですが、蛹化から12日目無事羽化しました。
ペりっという音がして振り向くと蛹のハッチが開いてまさに羽化の瞬間
おぼつかない足取りでハラハラさせつつも、無事翅を伸ばし…
数時間後に外に出してやると、ヒョウタンの葉っぱにしばし休み、気がつけば姿を消していました。心なしか胴体が細く頼りなげなオス。無事かわいいパートナーに出会えますように…。
さて、暑いです。
反原発な我が家は意地を張って、この夏「エアコン使わない」宣言。連日の猛暑にもなにくそ!と、扇風機で今のところ耐えております~。
で、この夏やたら流行っている首に巻く冷感グッズ(ネッククーラーとかクールバンダナというような商品名の。娘らの登校班の列を見てたら半分以上の子が着用してて驚きました!)
その効果にひじょーに疑問を感じます。
だってね、
高吸水性ポリマーが仕込まれていて、そこに水を吸わせるというのですが…、
本来濡れたバンダナがひんやりして気持ちいいのは、水が蒸発するときに気化熱が奪われるせいですよね?
ポリマーだと水を保ち続けてなかなか蒸発しないだろうから、ひんやりしにくいでしょ???
逆にポリマーに含まれる水が体温や気温によって温められて、ぬる気持ち悪くなるんではないかなぁ。一旦温まったら冷めにくそうだよ、ポリマー。
しかも、首から出た汗もポリマーに吸われて怖ろしく不衛生になりそう…。
それなりにいいお値段だし、ねえ。
うちの子には薄い大判ハンカチを濡らしたのを首に巻いて登校させてます。
湿り気がなくなってきたら、学校の水道で洗って絞って巻きなおせば即ヒンヤリ復活。
使った後は洗濯して日に干して清潔維持。
シンプルがいちばんだと思いますよ~。
静岡県がお茶の放射能測定をやっぱりやるとなって、県のサイトで結果を公開しています。14日には静岡市藁科地区のお茶が製茶の検査で基準値500Bq/Kgを超え出荷自粛、とニュースになりました。
島田のお茶は、一番茶の製茶で放射性セシウム311Bq/kg (6/6の検査)。ぎりセーフ。
そして二番茶は、島田茶が
生葉6Bq/kg、荒茶174Bq/kg (6/14検査、生葉と荒茶は同一茶園でない)。
川向うの金谷茶が
生葉35Bq/kg 、荒茶131Bq/kg (6/15検査) 。
うむ、よくわかりません。二番茶のほうが安心できるレベルになっているのかどうか。荒茶から製茶になるとどれくらい水分が飛ぶのかな?
とりあえず我が家では、知り合いのお茶屋さんから「去年の茶葉」指定で多めに買い置きさせてもらいました。フーヒョーヒガイ?
でも、毎日飲むお茶なので(濃いの好きだし)、用心させてもらいますっ。
6/14のNHK、「世論調査 “原発縮小”半数近くに」と題したニュースが読まれてました。ヘッドラインで以下のように要約しています。
NHKの世論調査で、国内の原子力発電所を今後どうすべきだと思うか尋ねたところ、「減らすべきだ」と答えた人が、先月に比べて4ポイント増えて47%となり、東京電力福島第一原発の事故から3か月がたって、原発の縮小を求める人が半数近くに上っていることが分かりました。
なぜ「減らすべき」と答えた人の増加だけを取り上げるのか。
グラフをみると、
「増やすべき」 1%
「現状維持すべき」 27%
「減らすべき」 47%
「全廃すべき」 18%
減らす+全廃で65%。つまり3人に2人は原発依存をやめたがっているのに、「原発の縮小を求める人が半数近く」って…、なんかおかしくね?
ライオンの『キレイキレイ』、おなじみの薬用ハンドソープなどのブランド名。
これまで「バイ菌ってほんとにこわいですよね~」「近頃はいろんなバイ菌が増えてるしー」というトンデモCM(適当なこと言って不安だけを煽る商法の典型)で笑わせてくれていましたが、先日テレビを見ていたら
という新しいCMを流していて仰天してしまいました!
てのひらの常在菌がばい菌バリアの役割を担っているのでハンドソープで洗いすぎちゃだめよ~(にっこり)とのこと。
うひゃー、そんな本当のこと言っちゃっていいの?
そうです。皮膚常在菌が皮膚を弱酸性に保ち、外来細菌の定着を防いでいるのです。そして、外来菌は水だけで洗い流すことができ、ハンドソープや消毒液による過度な洗浄は皮膚常在菌までも殺してしまうので、手荒れを引き起こし、かえって病原菌の繁殖を助長する。はい、これ細菌の最近の常識。
手洗い検査なんかでせっけんで手を洗わせたあと、寒天培地で手形を取り細菌を培養して「ほら、こんなにばい菌が残っている。」と怖ろしがるパフォーマンスがありますが、あれは常在菌まで根こそぎ根絶という間違った手洗い指導です。
CMは「ハンドソープはその(常在菌のばい菌バリア機能を)じゃまをしないで殺菌することが大切です。ばい菌バリアを守ってきちんと手洗いしましょ」と結論付けてます。
突っ込みどころ満載。するとなにかい?ライオンの優秀なる薬用ハンドソープ「キレイキレイ」は、器用にも「バイ菌バリア」(常在菌)は守りつつ、怖ーいばい菌だけを退治できるとでもいうのかい?視聴者にそう勘違いさせる気まんまんのCMに見えますなあ。
皮膚常在菌のありがたさが世間に知れてきたので、このままではハンドソープが売れなくなっちゃう、って、あせっているのですか、そうですか?
微量のセシウム137を検出したことを受けてお茶の出荷自粛を決意したお茶屋さんもあるようですね。
たとえば『富士の白峰』 さん
平成23(2011)年産の『富士の白峰』について(2011.5.18)
報道されておりますように、静岡県内の茶葉から放射性セシウム137が検出されました。 島田市自体のデータがありませんので(データは5.22追記)、周辺の市のデータに基づく推定ですが、 まとめますと以下のようになります。
飲用茶の放射性セシウム137検出量
(推定)測定の種類 値(ベクレル/kg)
平常時 過去10年の最高値が0.02程度
国が示した暫定規制値 200
今回検出された値 4
今回検出された値は、国の暫定規制値を下回っておりますし、県も安全は強調しております。
しかしながら、
・放射能は微量であっても被曝のリスクはある。(学問の業界での常識になりつつある)
・小さい子供であればあるほど、その影響は大きい。
・外部被曝よりも内部被曝(体内に入ることによる被曝)の方が何倍もリスクが高い。
というような情報があり、
当店といたしましては、誠に残念ではありますが、大事をとって平成23年(2011年)産の『富士の白峰』の販売を控えさせていただくことといたしました。
新茶を楽しみにしてくださっているお客様には大変申し訳ないのですが、どうかご容赦ください。
よくご決断されました。同じ島田市に住むものとして誇らしく思います。
(ちなみに、WHOの規制では飲料水のセシウム137濃度は10ベクレル/kgまで許容と決められていますから、4ベクレルという値はまったく安全レベル)
これはあくまでも自主規制。つまり県や国から、なんの補償も受けないということです。
もし静岡県が国の要請する荒茶検査を実施していれば、この真面目なお茶屋さんよりももっと汚染が大きい静岡茶を出荷する事態にはならなかっただろうし、国や東電に損害賠償を請求することもできたでしょうに。真面目な人が損をする、そんな社会ではあってはいけない。少なくとも私は、来年このお茶屋さんからお茶を買おう。
我が町島田の「お茶がんばる課」(なんちゅう名前の課じゃい)にも放射性物質情報が出ていた。
(島田市の茶の放射能調査結果について 平成23年5月20日)
セシウム134とセシウム137が御前崎のお茶と同じくらい出てますねー。
今のところ、スーパーで買い物をするときは地産地消をモットーに、それか静岡以西の野菜を買うようにしてますが、 放射性物質は茶畑だけに降り注ぐわけではありませんから、 それでもまあ多少は取り込むと。
3月22日に御前崎のモニタリングポストでやや高めに振れ(平常時の2倍~3倍)、10日ほどかけてたらたらと平常値に戻っていったのですが、そのときに流れてきたものということでしょう。
さて、食品中の放射能濃度について国際基準を調べてみたら、チェルノブイリの時の輸入規制値というのがありました。
これによれば日本は基準値を370ベクレル/kg、リットルとしていて、この値をもとにハーブティなんかも輸入停止措置をとったと記されています。輸入数量がトンやkgですから茶葉の状態での測定値が基準値超えということでしょう。
とすると、静岡茶が国際的に安全と胸を張って言うためには、 (抽出した飲料ではなく) 茶葉の状態でこの基準をクリアしなければならないということ。
島田茶の生葉の値76ベクレル/kg×5倍とすると380ベクレル。アウトです、がっくり。
たしかに茶葉をそのまま食べることはないのだから、直接食べる食品と同じく370ベクレル/kgだの500ベクレル/kgを適用するのは不合理ではありますが…。
以下、5月26日 追記
ベラルーシにおける法的取り組みと影響研究の概要 (京都大学 今中らのレポート)に、ずばりお茶の規制値があった。
これによれば( 暫定値より厳しい「90年施行の共和国管理レベル」で )
お茶 セシウム137の許容濃度1850ベクレル/kg。
そして飲料水 18.5ベクレル/kg。
おお、これを適用すれば、茶葉の状態で1850ベクレル/kg、抽出した飲用茶で18.5ベクレルなら安心と定義できないですか?
静岡県の知事様、学者さんでしょ?
国の要請する検査をやみくもに拒否し「とにかく安心」だなんて風評被害を助長してないで、国の暫定値に穴があるならそれを指摘し、論理的に安心を示して下さいませ。
静岡は言わずと知れたお茶の大産地、ただいま新茶の摘み取りが終わり加工の真っ最中ですが、
神奈川県で5/9に採取した足柄茶の生葉から500ベクレル超の放射性セシウム検出と発表され、とうとうきたなと思いました。なにしろお茶もほうれん草と同じく、おてんとうさまを浴びて育つ葉っぱですからね。
当然続いて静岡県内でも
茶葉などから通常を上回る放射性物質 静岡 (5月11日産経新聞)
御前崎市の茶葉1キロからは、通常はほとんど検出されないセシウム134が41・3ベクレル、セシウム137が41・6ベクレル、ヨウ素131が1・51ベクレル検出された。国は茶葉について放射性物質の暫定基準値を定めていないため、野菜類の基準値を準用して「問題ない」と判断した。
静岡で生茶葉から放射性セシウム 伊豆市 (5月19日 共同通信)
静岡県は19日、伊豆市で9日に採取した生の茶葉から、1キログラム当たり379ベクレルのセシウムを検出したと発表した。食品衛生法の暫定基準値は500ベクレルで、県は「直ちに健康には影響しない」としている。
それに対する静岡県の対応が、かなり残念…。
「静岡のお茶安全」 知事が強調 (5月19日 静岡新聞)
神奈川県の足柄茶の生葉から国の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された問題で、川勝平太知事は18日、静岡県内の茶産地で実施した調査で放射性物質がいずれも暫定規制値を下回ったことを踏まえ、「静岡のお茶は農産物を含めて安全である」と安全性を強調した。
川勝知事は同日県庁で開いた静岡八十八夜新茶キャンペーン後、記者団に、厚生労働省が静岡など14都県に実施を依頼している荒茶の放射性物質検査について、「最終の消費者に渡る飲用茶と生葉は全て(規制値を)下回ったため、これで十分だと思っている」と指摘し、現段階で実施する考えがないことを明らかにした。
国からの「荒茶の放射性物質検査」要請に従わないというのです。
荒茶(生茶葉を蒸してもみ込み乾燥させたもの)は重量にして生葉の5分の1になるそうですから、放射性物質の量も単純に5倍してみると、
伊豆市のお茶 生葉=379ベクレル/kg → 荒茶=1895ベクレル
御前崎市のお茶 生葉=合計84.41ベクレル/kg → 荒茶=422ベクレル
ひえー、伊豆のお茶は完全に基準値超え、御前崎のお茶もグレーゾーンてことに。
手を掛けて育てたお茶が出荷できなくなるのを恐れる茶農家の気持ちは重々に理解できます。
しかし、消費者の側からすれば「茶葉をそのまま食べるわけではないからもし荒茶が基準値を超えていたとしても安心」と言われて安心できようか。
荒茶の検査が不要と言うならその根拠を明確にしないと、静岡県のお茶=検査してない、静岡茶すべて危ない買わない、になりそう。
荒茶の検査をしっかりする、基準値を超えたものは潔く出荷停止、ほんとうに自信を持って飲んでもらえるお茶だけを売るという姿勢にしないと、自ら風評被害を作ってしまう結果になるのではないかしら。
出荷停止による被害額はまずは県が補償し、東電と国にがっちり損害賠償請求する。 国が要請した荒茶検査で損害が出たのだから当然損害賠償してもらうと県は言えるはず。
お茶が汚染されたのは農家のせいではないし、お茶を飲む人のせいでももちろんないのだから、農家や、ましてや消費者にリスクを負わせることは絶対にしてはならないでしょ。
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