東海の日光 おせんげんさま (静岡浅間神社)
このところ、静岡県の名所めぐりなどしておりまして、
富士宮の富士山本宮浅間大社
富士市の毘沙門天でだるま市
と、ちょい遠出をしていたんですが、
「そういえば、もっと近場に行ってないところが残ってた」とぱぱが言い出して、散策日和となった日曜日、静岡市の駿府公園と静岡浅間神社(愛称「おせんげんさま」)に出かけてみました。
まずは、駿府公園。JR静岡駅から北に10分ほど歩いて東御門に到着しました。
このお堀の内側が公園、徳川家康の隠居後の居城となった駿府城の、本丸・二の丸跡です。去年の静岡沖地震で石垣が崩れたことでちょいとニュースになりましたね。その石垣復旧工事やら発掘調査やらあちこちが工事現場になってました。
こちら、タヌキ親父まるだしの家康公像。広々とした公園内には三々五々のんびりと休日の晴れ空を楽しむ市民たち。街のど真ん中にこんな広大な敷地をまるまる残しておくなんて太っ腹だな~、静岡県民。それだけ駿府城の主であった徳川家康を大事に思う気持ちが強いということかなあ?
さて、駿府公園をひと巡りしてから西門橋を出、お次は静岡浅間神社へと向かいます。

歩き疲れたよーとへこたれる次女をなだめつつ、浅間通りを北にずんずん行くと、堂々たる赤鳥居が見えてきました(地図内①)。
神門をくぐると、重厚な屋根の下に漆塗り極彩色の工芸が施された大歳御祖神社拝殿、その奥に本殿(重文)。さすがに「東海の日光」と静岡県民が胸を張るだけのことはありますなあ。お賽銭を投げ柏手を打ち、ぱぱは素早く左手の階段を上っていきます(②)。
実はこの山を少し上がったところにある賤機山古墳古墳(国指定史跡)を目指していたのです。
直径32mの円墳、横穴式石室の入り口からのぞくと石棺が置かれているのが見えるんですよ。おお、いかにも古墳っぽい。ここに立ち入ったら王家(正しくは豪族)の呪いが降りかかるんですねっ!
さて、古墳見学の次は、ハイキングといたしましょう。
途中、麓山神社の拝殿(重文)・本殿(重文)のこれまた見事な漆塗り極彩色を左手に見ながら、ぱぱのメタボ撲滅に協力せんと、次女も文句たれながらも山道を登ります(③)。
5~600mも歩いたでしょうか、ぐるりと左回りに登って行って賤機山公園に到着。ここでご褒美のおやつタイムとなりました(ほんとは、もうちょっと足をのばし次のピークまで行けばすばらしい眺望が得られる広場があったようです。あら残念)。ハイキングコースも公園にも桜の木がいっぱい。あと半月もして花見の季節ともなれば相当なにぎわいとなることでしょうが、今はまだ蕾固く、訪れる人もまばら、ひっそりとしています。
バナナも食べ終わったところで、そろそろ神社の方に戻りましょう。帰りは南側の階段から下ります。
途中、麓山神社を参拝しなおしまして、百段(という名称の階段、④)を降りました。
すごい急勾配、「柔道部の部活に出てきそうな」とぱぱ。名前は百段ですが、長女がわざわざ登りなおして確認したところ、正確には105段だったみたい。
この百段を降りたところに、またきらびやかな神社あり(⑤)、八千戈神社だそうです。スポーツ・武道の守護神を祭ると書いてあったので、近頃スポーツに目覚めた長女は念入りに拝んでおりました。
で、そこでスタンプラリーの用紙(正確には「七社参りご朱印札」)を発見した娘ら、がぜん興奮です。まずは八千戈神社のスタンプを押し、百段のところに駆け戻って麓山神社スタンプもゲット。あれ、あと5つもあんのか?
でも、立派な社の連続でちと疲れました。池の鯉でも見てリラックスしましょうかね~(⑥)。そこには文化財資料館の建物が。「入ろうよ~」と長女。「東海の日光」的漆塗り工芸を見すぎて疲れた父母は池のほとりのベンチで休んでいることにして、娘らだけで入館してもらうことに(小学生なら入館無料、大人は有料だったもので、えへ)。でも、パンフをみると、浅間神社の宝物や賤機山古墳の出土品、石棺の原寸大複製も展示されてるそうなのでこれは見たほうがよかったかも…。
娘らを待っている間、スタンプラリー用紙とパンフに描かれた境内図を眺めていたら、「あっ!」と気が付きました。「ねえ、ぱぱーっ、私達まだ浅間神社を見てない!」
なんてことだ、浅間神社に来たはずが、まだメインの社に達していなかった~。しかももうずいぶんいっぱい見た気になって、ここで気がつかなければ、もう帰ろうかという気分だったのですよ、自分の浅はかさにあきれましたわ。
娘らが資料館から出てくるや「大変よ、まだ一番立派な神社に参ってなかったのよ!」と、慌てて直行したのでありました(⑦)。
総門(重文)から入りなおし、楼門(重文)をくぐって、境内のメインエリアへ。回廊
(重文)、舞殿(重文)、神部神社・浅間(あさま)神社二社同殿の大拝殿(重文)、そしてその奥にはそれぞれの本殿(もちろん両方とも重文)が見えます。うはー、目がつぶれそう~。娘らは順調にスタンプを集め、次は少彦名神社(これでもかと重文)だ~、玉鉾神社はどっちだ~と駆けずり回ってました…。
そんなわけで、後半巻きが入ってひたすらあわただしかったおせんげんさま。賤機山のいいとこまで到達してもいないし、これはまた近々行かなくてはなりません…。


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